ブログ

2024.07.30

超絶健全財政

こんにちは、アヴァンティのKRです。

年に一度、財務やセキュリティの状況について顧客企業からのヒアリングがあります。
どの顧客企業からも調査シートの記入や、財務諸表の提出を求められるのですが、渡された調査シートに記入していて、あることに気が付きました。

うちの会社って、財務的に滅茶苦茶健全なんですよ。

自己資本比率というものがあります。
自己資本比率が高ければ高い程、その会社は財政的に安定しており、50%以上あればかなり良好であり、最低でも30%は確保しておきたいとか言われています。
IT業界は自己資本比率が高めの企業が多く、平均して58%だそうです。
うちの会社は84%です。

流動比率というものがあります。
短期的な支払い能力と企業財務の安全性を表す指標であり、150%以上あれば短期的な資金繰りに困ることはなく、100%を下回ると支払い能力に不安があると言われています。
IT業界はやはり流動比率が高めで、平均して245%だそうです。
うちの会社は566%です。

滅茶苦茶健全だと思いません??
毎年ブログに書いている(今年は書いてないですね)決算ネタに「まだまだ潰れそうにない」とか毎回書いてますが、数字的にもそれが示されているってことですよね。

こういう超絶健全財政の会社なんですけれども、何故か求人に応募がありませーん。
学校訪問などで就活生の話を聞いていると、就職先が中小零細企業となった途端、会社選びが杜撰というか、適当に選んだという人が多くなるようですが(あくまで私の主観です)、今後の人生を考えたら会社選びって大事なんですよねぇ。

あ、こんなところに超絶健全財政の会社があって、絶賛求人募集中になってますよ!(笑)

2024.06.03

二桁の引き算

こんにちは、アヴァンティのKRです。

4月1日に新卒採用で入社した若者の社内研修をやっています。
期待の新人なので研修にも熱が入る訳ですが、先日、ちょっと気になることがありました。
ネットワークの研修にて、引き算の際に私としてはなんとも不思議に感じる計算のやり方をしていたので、「なんかおかしくない?」という話をしたんですよね。
何かというと、例えば‥‥

64ー16

‥‥という計算をするとします。

先ず一桁目です。
4から6は引けないので、二桁目から1、つまり10を借りてきます。
10から6を引いて残りは4となり、元々の4と足して一桁目は8になります

次に二桁目です。
6から1を貸したので残りは5となり、5から1を引いて残りは4です。

ですので、答えは48となります。

私はこのように解きます。
このように計算すると習いました。
ですが、期待の新人は一桁目を計算するのに

4から6は引けないので、二桁目から1、つまり10を借りてきます。
元々の4に借りてきた10を足して14となり、14から6を引いて残りは8になります

という計算をしていたんですよね。

ちょっと言い方が難しいのですが、「10から6を引いて、4を足す」なら一桁の計算で済みますが、「4に10を足して、14から6を引く」だと二桁の計算になりますよね。
どうして、わざわざ計算を複雑にしているのでしょうか?

数式で書くと
(10-6)+4

(10+4)-6
で、どちらの方が暗算するのに向いているかは一目瞭然な気がするのですが。

この話を他の社員にしたところ
「今はそうやるみたいですよ」
「うちの娘もそういう計算をしていたので、ややこしくないかと言ったんですけど、学校ではこう計算するように習ったと言ってましたよ」
とのこと。

んーーーーーーーー、私がオッサンだということですか??(苦笑)

いつから、は別に良いんですけど、どういう理由でこういう(より面倒そうな)計算のやり方に変わったんですかね?
どういう経緯でそうなったのかを知りたいところです。

2024.03.14

新卒採用の初任給が40万円

こんにちは、アヴァンティのKRです。

どことは言わない某アパレル会社の
新卒採用初任給を一律40万円にする
という話、非常に面白いですね。

単純に「初任給が40万円」と聞けばインパクト大なのでつい引き寄せられてしまいそうですが、実際は80時間分の固定残業代込みということなので、結構なブラック企業だなと思ったりします。
働き方改革関連法で月の残業時間は45時間が上限とされた訳ですが、固定残業時間が45時間ではなく80時間というところになんとも言えないエグさを感じます。
三六協定の特別条項を利用して45時間を超えるにしても、特別条項は年間6回までしか使えないので労務管理をどうするのかも謎です。
これって社労士とかに相談しなかったのでしょうか。

あと、この給与額って思う程には高くないんですよね。

深夜早朝休日勤務が無いと仮定して、80時間分の残業代を含めて40万円を支給しようとすると、残業代を除いた月の給与は23万円くらいになります。
ただ、初任給には住宅手当等の諸手当てが含まれているハズなので、「実家から通うなら住宅手当は支給されないよ」とかになるとここから手当分が減額されてしまいます。
うちの会社の2025年卒の大卒初任給が基本給21.6万円、執務手当0.4万円と住宅手当1.5万円を加えると23.5万円になるのですが、これと比較するとどうでしょうね。

あら不思議、零細企業のうちの会社とほとんど給与額に違いがないじゃないですか!

これ、逆説的に言うと

「残業代80時間分込みで40万円の給料は高い」
のであるなら
アヴァンティの給料も高い
と言える訳ですよ(笑)

うーん、屁理屈ですかね。

まぁ、何れにしても内実がこれだと「話題を作って人を集める」という観点では話題になったので成功と言えるものの、応募してくる人がどれくらいいるのかは疑問に感じますね。
「残業しなければ80時間分の残業代が丸儲け」を目論む人が出てくるとは思いますが、そう上手くいきますかね??

うちの会社はそんなに忙しくないですよ。
昨年度の平均残業時間は14.6時間でした。
働きたくて仕方がないという人が長時間働いているので、それで平均値が嵩上げされた感じになっていますが、基本的にはやることをさっさと終わらせて無駄なことはしないというポリシーです。
なので、1日8時間という所定労働時間に達していない人もいます。
やることが終わっているのであれば、それでどうこう言われることもありません。
そして、当たり前ですけれど残業すれば残業代は全額支給されます。

さぁ、ITインフラの設計構築に興味がありそうなそこのあなた、給料が高いアヴァンティの採用募集にエントリーしてみないか?
(笑)

2024.01.12

通信回線障害

こんにちは、アヴァンティのKRです。

2025年卒の採用活動が始まっています。
微妙に出遅れている感がありますが、募集情報を入力しようと某専門学校の採用ページにアクセスしたら‥‥

Service Unavailable

The server is temporarily unable to service your request due to maintenance downtime or capacity problems.
Please try again later.

‥‥と表示されて

(ー_ー;)

となりました。

「なんじゃこりゃ、やる気が削がれるなぁ」
と思ったものですが、つい先日、昨年末に弊社の通信回線がダウンして、メールも電話も使えないという状態になっていたのを思い出しました。
何とは言いませんが、通信回線はNTTのフレッツです。

12月23日(土)の朝に回線がダウンし、サポートに電話したら
「設備故障で通信できない状態になっています、復旧がいつになるかは判りません」
とのこと。

23日(土)、24日(日)、25日(月)と復旧せず、うちの会社は完全に機能不全に陥りました。
26日(火)の夕方に復旧しましたが、83時間も通信不能で「メールも電話も使えませ~ん」という状態が続きましたので、これでは仕事になりません。

サポートに何度電話しても
「設備故障です、復旧がいつになるかは判りません」
だけで、いつ復旧するかの見込みも何も教えてくれないのですから、こちらとしてはイライラが募るだけです。

回線が復旧する30分くらい前に、協和エクシオがやって来て会社前の電柱に登っていましたので、あくまで推測ですが‥‥

23日(土)、24日(日)は土日なので屋外工事を実際に担当する協和エクシオが工事の受付けをしておらず、復旧工事を依頼することができなかった
週が明けた25日(月)に協和エクシオに復旧工事を依頼した
その結果、作業日時が翌26日(火)の夕方になった

‥‥という流れだと思うんですよね。

であるなら
「土日なので工事依頼ができなくて、少なくとも週明けになりそうです」
くらいの目途は教えてくれても良いのにな、と思ったりします。
(これはあくまでも状況から何が起こっていたのかを私が勝手に推測しているだけですよ)

土日だけの話であれば「まぁ、週末だから仕事しないしね」で我慢もできますが、週が明けて平日も回線が復旧しないのであれば顧客に「メールが使えないんですよ(メールでは連絡が取れないですよ)」という連絡をしないといけません。
当然ですが、代替の連絡手段の用意も必要になるでしょう。
「いつになるか判りません」ではどこまでの対処をいつまでに実施すれば良いのかという行動計画が何も立てられないじゃないですか。
いくらなんでも、この対応はないわと思いました。

何れにしても、今回の件で社長は怒り狂い、フレッツは解約することになりました。

今回の学びは、障害発生時の顧客への連絡は「可能な限り具体的に」ということですかね。
復旧作業の進捗状況の報告と、ザックリで良いので復旧の目途くらいは示さないと、それでなくても障害発生でイラっと来ているのに、その上で対応が悪ければ顧客は更にイライラを募らせることになります。
わざわざ悪手を打って顧客の不満を爆発させる必要はないよなと思った次第です。

とはいえ、今回の回線障害については「SLAが設定されていない法人向けではない回線を使っている人が悪い」という話ではあるんですけれども。
安心はお金で買え、ということですね。

2023.07.24

ブラック企業

こんにちは、アヴァンティのKRです。

ブラック企業とは?

という記事がスマホのタイムラインに表示されたので、どんなものかと思い読んでみたのですが‥‥
うちの会社にはまったく当てはまらないんじゃないでしょうか。

残業代、出張旅費、当然ながら全額出ます。
土日祝日年末年始はお休みです。
インフラの仕事なので、担当している案件によっては夜間休日の作業もあったりします。
しかし、きちんと平日に振替休みを取得させられます。
有給休暇は案件の状況によりますが、好きに取得できます。
年間20日支給されますが、20日全部使ってしまう人もいますし、最低限度の5日しか使わない人もいます。

ただ、うちの会社は1日に1時間しか仕事をしていなかったとしても、本人が「1日分の仕事をした」と申告すれば1日8時間仕事をしたと見做されて欠勤扱いにはならないので、有給休暇の取得率が低くなる傾向が強いんですよね。
「有給休暇を消化してよ(ー_ーメ)」と社長がシツコク言ってきますが、こういう制度だとなかなか有給休暇を使わないんですよ。
ハッキリ言って、半日休暇などを使う必要がないのですから、ガッツリ休む時以外に取得することはないです。
この制度、社労士さんに説明したらビックリされました。
「そんな会社、聞いたことないですよ」って。

なので、1ヶ月が平日20日の場合、1日8時間勤務なので1ヶ月の勤務時間が160時間を下回ることはないハズなのですが、1ヶ月の勤務時間が120時間なんて人もいたりします。
当然、欠勤による給与の減額などはありません。
残業時間は平均して10時間前後くらいですが、やらない人はまったくやっていないです。

勤務地は、現場作業以外は基本的にリモートワークの在宅勤務です。
顧客からの指定が無い限りはどこで何時に働いていても特に文句を言われるようなことはないです。
パソコンにクライアント管理ソフトウェアがインストールされていて「仕事をしているか見張られている」なんて馬鹿みたいなこともありません。

給料は、そもそも「今現在、幾らの案件を担当しているか」が通知されているので、労働量に見合わない金額になるということはあり得ないです。
働いたら働いた分だけもらう、というのがうちの会社の考え方です。

賞与は業績次第とは言うものの、支給されなかったのは遥か昔、創設間もない頃に1回あっただけです。
世間では女性が出世しないとか、男性と比べて女性の待遇が悪いとかいう話がありますが、ここ4年間の夏季賞与の支給額1位は女性です。
性別は仕事の成果とは何の関係もないですね。
あくまで、やったらやった分だけ貰う、という話です。

うちの会社としては、これらは当然のことだと思っています。
ブラックとか、ホワイトとか言う前に、当たり前のことだと認識しています。
自己の裁量、能力次第でどう働こうが自由です。
う~ん、なんてリベラル(笑)

念のために書いておきますが、当然ですけれど上記は「やるべきことをきちんとやっている人」の話ですよ。
権利を主張するなら責任と義務を果たして下さい、という前提があります。

どうでしょう、こういう考え方の会社って、ありそうであんまりないと思うのですが。
かなり労働環境の良い会社だと思うのですが、人が集まらないのは何故でしょう??
どこに問題があるのやら?
みんな、見る目が無いですね。

冗談は置いておき、こうやってブログに書いても、人の目に留まらなければ意味が無いんですよね。
書いたところで「どうせ嘘でしょ」とか思われて終了、という話もありますし。
あと、「自己の能力次第」というところで尻込みする人が多い印象も受けます。

まぁ、目に留まったし気になった、という人は弊社への応募を検討してみて下さい。
連絡をお待ちしております。

ページトップへ